フリーターでも借りることが出来てとても助かりました

仕事がキツくて休みが少なく、たまの休みもひたすら寝るだけの生活を続けていたせいで、年の割に1000万円近くの貯金がありました。

私は仕事を辞めその貯金を使って夢だった居酒屋を開くことにしたのです。しかし、開店するまでの間に問題が起こり結局200万円ほど使って頓挫しました。

資金的にはまだ余裕があったので改めて開店に向けて動き出すことも出来ましたが、完全に心が折れてしまい貯金を食いつぶして生活してました。

当然収入が無いのでやがて貯金は尽きてしまいます。そうなると再就職するしか無いのですが、中々うまく行かずにとりあえずコンビニのアルバイトでしのぎました。

アルバイトの収入だけで生活は出来ないことはありませんが、いつの間にか浪費癖がつき、頻繁に飲みに行くようになってました。これのせいでを家賃滞納してしまい出て行かなくてはならなくなって困っていました。引越し費用など当然ありません。私は心を入れ替えてまじめに生きようと誓って、消費者金融で引越し費用を借り安いアパートでやり直そうとしました。

無人契約機には初めて行きました。緊張しながら椅子に座ると何とも味気ない機械音声が聞こえてきました。その声にしたがってディスプレイをタッチして必要事項を打ち込みました。すると申込用紙が機械から出てきて今度は手書きで必要欄を埋めました。

それをまた機械に読み込ませた後に免許証も機械に読み込ませました。誰もいない無人の空間で機械の声だけが響いてます。私は何とも簡単なことだなと思っていたら、急に人の声がしたのです。明らかに機械音声と違う声です。

私はびっくりしました。その声は申込用紙を確認して今から審査に入るのでしばらくお待ち下さいと言ってました。さらに幾つか質問もされました。

何のために今回融資を申し込まれたのかと言う質問に一瞬迷いましたが、引っ越しの費用と答えました。何か引っかかる答えをしたら審査に落ちるのではないかとビクビクしましたが、その人の声が凄く丁寧でしかも優しそな雰囲気があったので次第に落ち着いて来ました。

現在の仕事がコンビニのアルバイトのみだったので心配でしたが、この部分は問題なかったです。使用目的も問題なしでした。

過去に返済を焦げ付かしたことも無いので心配する必要はなかったのですが、家賃の滞納の情報はこの人達は把握しているのだろうかとそのことだけは不安でした。

アルバイトの在籍確認も取れたみたいで30分程でカードが発行されました。私はATMでお金をおろしてそのまま部屋に帰り何もせず寝ました。次の日から新しい部屋探しと引越し業者探しと仕事探しに打ち込みました。

今は仕事以外は新しい生活が始まってます。あの時ドキドキしながら消費者金融に借りに行って本当に良かったです。