ヤバイ…返済遅れた。遅延損害金とかウゼエ
サラ金から借りたお金を約定日までに返済しなければ、通常支払う借金の返済+利息に加えてさらにお金を支払うことになります。そのお金のことを遅延損害金といい文字通り返済が遅れたことに対する損害金を意味します。
遅延損害金って具体的に言うとどんなもの?
返済が1日でも遅れるとこの遅延損害金は発生します。
遅延損害金とは、遅延利息とも言い、借金の月々の返済が返済日までに間に合わなかった場合に支払わなければならない利息を意味します。借金の返済に遅れた人は元本の返済と通常の利息に加えてさらに遅延損害金を支払うことになります。
この遅延損害金の利息はどこのサラ金業者も法定で定められている金利の上限である年利20%まで加算されることになります。
損害遅延金の計算方法
遅延損害金は遅れた日数分の日割り計算で算出するのが基本となっています。
遅延損害金の発生額の計算
借入残高×遅延損害金年率÷365日(閏年は366日)×返済期限の翌日からの経過日数
例えば借入残高100万円、遅延損害金利率20%、支払日から10日遅延した場合
遅延損害金は100万円×0.20÷365×10=5479円
となり、元本の返済と利息の支払いに加えてこの遅延損害金を支払わなくてはなりません。
そのため、借金の返済が遅れるという事は余計な利息だけ増やすことになってしまい損失だけを増やすことになります。上の例では10日の場合を考えていますが、これが一カ月、3か月、あるいは1年滞納していた場合は数万、数十万の損害金に膨れ上がるということになり、借金の返済がままならないまま、多重債務者となってしまう危険があります
また、借入額が大きくなればなるほど遅延損害金も大きくなります。
そのため、多額の借金を積み重ねる場合は1日でも早く借金の返済を行わないと遅延損害金だけでもかなりの出費となってしまいます。
もし借金を延滞しすぎて借金が返済できなくなったら
その時は自己破産の手続きを行うか、任意整理を行い利息をゼロにしてもらうしかないでしょう。基本的にこれらの手続きは弁護士を通じて行います。
自己破産は借金そのものをゼロにする代わりに家や車などの資産があればそれらを売り払うことになりますし、海外旅行や就職にもある程度の制限がかかってしまいます。
一方で任意整理の方は元本は支払わなければならない分、資産を失ったり就職などに響いたりはしません。いずれの手段にしろ、信用情報に記録は残ってしまうので今後5年間は借金をすることが出来なくなるのでそれ相応のリスクを受けることになるでしょう。
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